パタゴニアにて

年に10回ぐらいしか着ないけど、

もう10年以上着ている、

外壁と同じぐらいの防御力、と店員さんが言っていたパタゴニアのジャケット。

去年鳥羽で自転車漕ぎまくっていたら、

ポケットの中の圧着がとれてしまいました。

雨の日のお出かけや、ハードな外遊びにないと困るので、

たしかパタゴニアって修理できるよね、って思って、

古いものだしダメ元でお店に持ってきました。

すると、

このタイプの壊れ方は修理不可だけど、

現在の価格を調べて返金する、とのこと。

まあ、ブックオフなどの感覚だと数百円、良くてお茶代でるぐらいかな〜と思いつつ、

お調べしますので少々お待ちください、の間はフードに夢中。

なんでも、

「ジャケットは10年に一度しか買わないけど、

食べ物は毎日のこと」

うんうんん、そうだよね〜

こういうキャンプ食のインスタントって興味なかったのですが、

基本ベジで豆中心、

1分加熱してほっとくだけだけのかんたんさで

材料も基本有機でへんな調味料も使っておらず、

結構おいしそう。

2~3人前で700円ぐらいだから、

非常食としてもまあありかも、といくつか購入。

簡単に食べれるもので添加物入ってないものって少ないですよね。

で、店員さんに呼ばれたので行ってみると、

なんと!

37000円ほど返金するとのこと。

たしか、定価は6〜7万。

10年着てこの返金率って一体どういうことだろう、ってしばらく考えてしまいました。

修理して長く使う、というブランドとしての徹底、

「アパレル」じゃなくて「ギア」感覚なんだろうな、ということ、

やっぱりすごいな〜と感心しました。

もともとパタゴニアの企業理念が好きで、

就職したいな、と思ってたのですが、

まじで就職したいです!!

つづきをよむ

腸内洗浄日記

いつも見守っていてくれるホメオパシーの先生のおすすめで、

先週の土曜日自宅で腸内洗浄をしました。

その前の週は膀胱炎になってしまって、(高校の時に抗生物質使いまくった後遺症らしく、ちょっと疲れるとなったりする)

1週間お酒を飲まなかったついでに、

最近、
なんとなくで食べ過ぎで体も重いし、
夕方になるとドーーーっと疲れて動けないので、
ちょっとやってみることにしました。

腸内洗浄は一時期はやった、おしりから溶液を入れるものではなく、

からっぽのおなかに腸で吸収できない濃度の塩水を大量に流し込んで出すというもの。

前者のものはショック死する人とか出て、結構問題になりましたが、

今回のやり方はあんまり自然に反していなくてやりやすいと思います。

土曜日にやると決めたので、金曜日の14時から絶食。

土曜日の朝から、

塩水をコップ1杯飲んでは、

5種類のヨガ(15分ぐらい)をして、、、というのを繰り返すと、

7セット目ぐらい(1時間半後)から洗浄されます。

最終的に、全部で20セットぐらいやりました。

終わりを決めるタイミングは、排出物が透明になるまで。

(そんなことあるの?って思いますが、
それがあるんです!!)

感想としては

腸内洗浄というよりヨガがつらくて・・・・

4時間ぐらい運動しっぱなし、ということだし、

のうみそがヒマで、途中飽きてめげそうに。。

なので、もしこういうことやる場合は二人で励まし合いながらやるといいです。

あと、腸って思ってたほど神秘的なものではなくて、
単純なホースみたいなものなのかも、と思いました。

入れたものと出たものを目で確認すると、
わかることもあるものですね。

それを知ると、便秘って本当に恐ろしいな、って思います。

終わった後は、

その日は「はっきりとした食欲」を感じるまで絶食。

飲み物も飲んではいけません。

漫画を読んだり、猫をめでたり、

ふつうにゆっくりとした休日を過ごせました。
(体も疲れているし・・・)

そして、次の日はおかゆのみ。

このおかゆが、

「餅米か?!」って思うほど甘くて香りも甘くて、
しみじみおいしかったです。
少しで満足。
とても幸せな気持ち。

そのあと10日間、お酒、お肉、お魚、小麦、スパイス、砂糖、乳製品、カフェイン、卵抜きの復食を続けます。

結構きついかな、って思いましたが、
案外そんなこともなく、

毎日の工夫するごはん作りが楽しかったです。

「生揚げ」とこんにゃく、舞茸と小松菜のさっと煮、ぬか漬け、かたい目のおかゆ

ベジタリアンのメニュー

高野豆腐の煮物、湯葉と舞茸、こんにゃくのぬた、山椒の葉っぱの佃煮、南瓜とわかめのお味噌汁、ぬか漬け

ヴィーガンレシピの和食

こんにゃくのおさしみ(からし酢味噌添え)、生揚げとモロッコインゲンのおかか和え、ぬか漬け、ピーマンのお粥

本当にどれもこれも何を食べても感動的なおいしさ。

こんなにおいしいことってあるのか、

今までのごはんってなんだったんだ、と感じました。

噛めば噛むほど美味しいので、
一口づつ味わっていつもの3倍ぐらい時間がかかる食事時間。

量に制約はないので全く辛くないです。

お腹も軽いし、食べ物や飲み物によってボーッとしたり重くなったりすることがなくて、

とっても快適。

心も穏やか。

凪の状態というか、

あまり外のいろいろに影響されない感じ。

「これなら食べれるな」っというものを探して、

いつもならお肉のところを代用する感じ。

自分はとようけ屋さんの「生揚げ」と、高野豆腐が大好物だということを知りました。

明日で復食は終わり。

「よっしゃー!!のみにいくでい!」とはあんまり思いません。

できるだけこの平和な感じを長く楽しみたいなって感じです。

一般的な「断食」より復食の期間を長くとっているし、

基本的に食べて良いので精神的負荷もないし、

体調はとても良いし、

ゆるやかに調整できるリセット法を見つけた気分です。

1年に1回、この時期にやることにしようかな。

つづきをよむ

超超はっぴー!

つくづく最近幸せだな〜と思います。

仕事を始めた23歳ぐらいから比べると、

好きなことだけをやらせていただいて、

それが循環している。

生活面においても、

たとえば今日は5時に目が覚めたから、

鳥の声を聞きながら屋上でぼんやりするもよし、

ヨガをするもよし、

このまま寝ちゃってもよし。

そういう自由に過ごせる時間がいちばん幸せ・・・・って思います。

先日、「シンプルドレス」や「リラックスハーフパンツ」を発売した時、

一般的にみたらまあまあ高めの価格だと思うのですが、

それでも発売と同時にわーっと買ってくださるお客様がたくさんいらして、

自分のやっていることがひびいている、という実感に、

じんわり湧き上がる感謝の気持ちをあらためて感じました。

最近、極端にいうと

売れても売れなくてもどちらでもいいや、という気持ちがあります。

どっちでもいいような製品を作っている、という意味ではないので、
誤解を招かないように説明すると、

自分が作りたいもの、世の中にあったらいいと思うものを

ベストの状態でどこにも負荷なく作ることができて、

販売することができるなら、

届くところには届くし、受け入れられなかったらそういうことじゃなかった、というだけだな、と。

ただそれだけ。

そういうことじゃなかった場合は、

なぜなのか考えて次に生かすようにしますが、

「これは売れそう」ベースの考え方をしない、ということが

ストンと腑に落ちるようになりました。

ずっとこの仕事をしたいので、

経営者としての基準は持ち合わせているつもりですが、

自分はお金自体には興味があまりなく、

ものを作る=わくわくする

それが売れる=その反応にうれしい!

うれしい=いいものをもっと作りたい

というサイクルで動いているようです。

しかも、それが得意。

優秀なスタッフのおかげで苦手なことはあまりやらなくてもいいし、

なんて恵まれてるんでしょう、と思ってうれしんでいます。

猫も元気になったし、

超はっぴーです♡

つづきをよむ

お料理とヨガは一生もの

習い事をして、それが身についているのをふと今日の朝感じました。

長年やっている習い事は、気が付かない間に生活の一部となって

毎日を豊かにしてくれています。

私の場合はお料理とヨガなのですが、

お料理は、今わけあってほぼヴィーガンみたいな食生活してるのですが、

制約がある中でも基本を忠実においしく工夫する、

制約があるからあたらしい発想が生まれる、

みたいなのは、たたきこまれた基本(たとえば薄口のおしょうゆは最後に入れる、とか)があるから、

それをベースに独自に展開している感じがしてワクワクします。

そういう点で、料理はやらなきゃいけないから、じゃなくて、

クリエイティブな創作だと思います。

ヨガは、なにもすることがなかったらヨガしているというぐらい、

毎日のことすぎますが、

たまにしっかり準備してみっちりやりこむ、みたいな楽しみもあるし、

意図しないときに急にわかることがあったり、

適当に始めたのにすごく満足した日があったり、

「ふう〜っ」と息を吐くときの気持ち良さだったり、

「ヨガ」に付随する発見や楽しさが多いのがおもしろいです。

もちろんふつうにヨガの効果も享受していますが。

わたしって何を楽しみにしてるんだろう?と考えたとき、

ゆっくりと感覚を使って料理をする、

とか

時間無制限にヨガっていい日、

をたのしみにしてるな〜と思いました。

そういうのって、派手さはないけど

積み重ねないと楽しめない楽しみな気がして、

歳を取るっていいな、て思います!

つづきをよむ

ていねいな料理

先日、ひとり時間をぶらぶら楽しくしているときに、

伊勢丹の「不二乃」さんでお昼からおとうふ料理のコースをいただきました。

(よくスーパーで見る「藤野」さんと同じお店って知ってました??)

お昼から大吟醸とお豆腐なんて普段はチョイスしないのですが、

たまにちゃんと仕事してあるお料理をいただくのはとてもいいですね〜

お吸い物にはいってるおとうふでさえ、

いちいち角がきれいで美しいし、

小茄子の切り込みの狭く均一な幅や、

ヘタのぐるりの始末など、

自分だとついついおろそかにしてしまうところが、

とても豊かな気持ちにさせてくれるものだと知りました。

ていねいさって普段からやってないとできないと思います。

そうしてゆっくりじんわりお食事をいただいた後は、

外の大階段のエスカレーターについた雨粒さえとっても可愛く見えて、

スイッチがはいったな!って思いました。

感謝!!

つづきをよむ

© rutile All Rights Reserved.

© rutile All Rights Reserved.