新色作り

ここのところはニュアラの新色を作っていました。

ふつうのアパレルと違うのは、

量産可能なレシピを作る、という色出しの方法がメインになってくること。

色見本から選んで終わり、じゃないのがミソです。

まずは染料ごとの色と、媒染材の組み合わせによる最終的な色覚えているのが前提で、

こんなイメージのこんなニュアンスの色、に近づけていくという作業。

インナーなので、汗や分泌物などに対する堅牢度の耐性が必要なので、

使えない色材もある。

インナーに適した染料と媒染材で、

イメージした色に近づけていく。

植物染料の場合、液の温度でも色が変わってくるので、

組み合わせは無限大。

イメージ通りいくときもあるし、

イメージより超きれい!!というときもある。

でも今回は、

なんでこうなるの?!ということが多発して、

けっこうしんどかった・・・

けど、そういうしんどいことって新しい経験特有のもので、

大人になると、自分からそれに向かっていかないと、

なかなか得られないしんどさ・・・ではある。

だから「よし」とするか・・・か。

というクールな気持ちじゃないと、へこたれそうに、

少しなりました。

もちろん、そういうときでも、

最中の思いがけず美しさを感じた時にハッとする瞬間や、

こういうふうにしたらいいのか! という発見に、

植物染め独特の、生き物を相手にしている、

のんびりとした楽しさを感じる。

「作業」だけじゃないというか、

料理にも似たかんじ、なのかもしれない。

うまくいくときもあるし、

いかないときもある、というのも

飽き性の私には掘りがいがあって向いている。

難しいことに挑戦しているな〜と、

バリバリの肩に褒めてあげたい気持ちの秋です。

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自然の染色 ニュアラ染め

今日は、マスクをソメソメする日。

発売してはすぐに完売、の今年、

マスクはたくさんの数が必要なので、

だいぶ量産の技術をあげさせていただけました。

こんなときにニュアラを始められたこと、

とてもラッキーでありがたいです。

オンラインストアでは染めキットもとても人気だし、

みなさん興味を持って頂いているのだな〜と伝わってきます。

今売っているリンネルで、

ニュアラのことをご紹介いただきました。

地球のために自分たちができることというテーマで、

モデルのTaraさんの初連載のページです。

Taraさんは元バレリーナで、

撮影の時はミントの焼き菓子を作ってきてくれて、

ふわんと白くはかない妖精のような方。

自分なりにできることを、このページで継続的に紹介されていくようです。

東京のスタジオに染め道具を持参して、

レクチャーしたり、ライターさんにニュアラのことを説明したり、

撮影現場はとても楽しかったです。

うちのタイトな撮影とは大違いで、

和気藹々とのんびりした雰囲気。

リンネル10月号 わたしと地球に心地よい暮らし(Taraさん)

リンネル10月号 わたしと地球に心地よい暮らし(Taraさん)

ニュアラの染めをご紹介いただきました。

リンネル10月号 わたしと地球に心地よい暮らし(Taraさん)

タラさんとわたし。ニュアラのマスクで

こういうことって、

地球のため、というよりは

自分が心地いいことを注意深く観察して見つけていくと、

自然にこういうセレクトになっていた、ということが多いと思います。

たとえば、気づけば使っているのはオーガニックコスメばかりですが、

環境のためというよりも、

香りが自然で心地良かったり、

肌にべとーっと強く張り付く感じがなかったり、

とか、

製品として単に好き、という部分が大きいです。

パッケージデザインも、

綺麗すぎるシンプルなものより、ちょっとクセのあるものが多いですし。

お野菜を届けてもらっているのもそうで、

環境のため、健康のため、というよりは

食べた時の感動が大きくて、

生活が豊かになるからそれを買っています。

安さ、とか

便利さ、

ではない価値の測り方に、

今後の製品やサービスの伸びしろがあると思います。

そういうことを考えていると、

今現在ない製品やサービスの可能性を感じて、

楽しくなってしまいますね!

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ニュアラの「ふわふわシルクマスク」

お顔につけるものなので、

とにかくつけ心地がやさしいものを。

ということで作った、つけ心地最高のマスク。

紙のマスクはガサガサして着けられない私でも、

毎日愛用しています。

シルク100%のやわらかな糸で編み立てた、

縫い目のない雲のような仕上がりです。

暑くなってきたら、マスクの中が汗でじっとり、

だと余計に雑菌が繁殖しそうですが、

このマスクは暑くない上に、

ほっこり守られてる感がすごくて、

いろいろちょうどいいのではと感じてます。

コロナ騒動真っ只中の時より、

紫外線が強くなってきた今、

日除けとしてとにかく愛用しています。

とはいえ、

緊急事態宣言が解除されてから、

人の多い場所も増えたし、

マスクがないと入れない場所もあって、

持ち歩くのはすでにマナーのような感じですよね。。

せっかくなら、

気持ちよくてかわいい、

お肌にもやさしいものを。

ニュアラ染めでわたしが染めた、

愛情印入りです!

ニュアラ:シルク100%の「ふわふわシルクマスク」

ニュアラ:シルク100%の「ふわふわシルクマスク」

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ニュアラ

Puntoeからあたらしくできた、
「ニュアラ」が完成間近。

・ニュアラを考えたきっかけ

自然の醸し出す色の心地よさを製品化したいと思った。

すぐに染まるこの染色法は世の中に出すべきと思った。

未染色の気持ちよさと、染めることの楽しさを広めたいと思った。

大した設備や知識も必要なく、
自分の好きな配分で色をつくり、好きな時に染めたいものを染めれることに自由を感じた。

ニュアラ

ニュアラ

ホームページ、インスタなど出来上がったらお知らせします。

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石、漢方薬、ホメオパシー

このところ染料の研究をしています。

今思うと、

石、漢方薬、ホメオパシー、など

私が好きなものって、だいたい小瓶にちょっとづつ入ってて

種類が多い。

しかも、それが自然の地球のもので、ひとつづつ個性があるっていうのに惹かれます。

ホメオパシーなんて、まさに標本みたいに、

この世にある物質をほぼなくなるまで希釈した物質をずらっと並べていて、

しかも効能がすごくて(突発性難聴も膀胱炎も帯状疱疹も一瞬で治った!)

「精巧」で哲学的で、

深淵な叡智って感じます。

ホメオパシーのでレメディ

ホメオパシーのでレメディ

身近な植物も、染料として瓶にコレクションしはじめるんだろうなあ。

ちなみに、漢方薬と染料は植物が被っていることが多くて、

飲んで効く薬の効能を身に纏うということから布を染めたのだとか。

見て美しく、着て何かしら効果があるなんて、

とってもすてきだな〜と思います。

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