mumokuteki(京都)POPUP本日より

最近は、月末にオーダーを締め切って翌々月上旬に出荷というスタイルで

ニュアラの受注オーダーを受け付けています。

なので、この時期は毎日染め染め。

今日は天気がいいので外でやっていたら、原点にもどったような気がしました。

晴れた日に、のんびり(土日だと連絡とかもないし)、鳥の声を聞きながら、

というのはとてもいい感じです。

このところ、ブログ書く暇がないほどワチャワチャしていますが、

あらたに始まったことや、こういうことをシェアしたいということを、

ここに意識的に残していこうと思います。

今日から京都のmumokutekiさんでPuntoeとニュアラのPOPUPがはじまります。

6/6はニュアラ染めワークショップの講師として京都に行ってきます。

あと5名?ぐらい入れるそうです。(5/29 14:47)

なかなかない機会ですのでぜひどうぞ。

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お風呂が大好き

島にきて、いままでにないぐらいしみじみとした幸せを感じながら暮らしています。

しばらくはここのすばらしいところをここに書き留めていこうと思います。

当たり前になってしまわないように・・・・・

★お風呂

1日2〜3回入ります。

いままでは大きな声では言えませんが、お風呂は毎日入らない。
目的のためじゃなくて水を感じたい時だけ入る、という感じでした。

今は、1日の中でいちばん好きな時間。

瞑想的ともいえるぐらい、覚えてないほどぐっと深いところに行ける感じ。

自然と「ああああぁぁ」とか「サイコ・・・」とか「こたえられませんねえ・・・」とか言ってしまいます。

一回に30分〜2時間ぐらい入ります。

家がビーチを見下ろす場所に建っていて、

はなれ(二階?)と母屋(三階?)にあります。

お風呂ははなれのテラスにバスタブをおいていて、

いわゆるバスルームとは全く違います。

海、朝焼け、夕焼け、鳥、空、雨、星、・・・そして空気。

いつでもこの状態に帰ってこれるぐらい、

深い幸せを感じます。

外なのでお湯はすぐさめるし、

アルミシートやらフタやらでぜんぜんいい感じじゃないのですが、

そんなのどうでも良いです。

ガスがないのでシャワーもないですが、

片手桶でシャンプーできるようになりました。
(これがまた気持ちいい)

いつでも温かくしていて、いつ入ってもいいよ〜と自分に許しています。

それが本当に幸せで、何ものにも代えられないなあ〜と思います。

1日の楽しみがいつだって何回だって、という生活なんて、

考えられませんでしたねえ〜〜〜♨️♨️

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新色作り

ここのところはニュアラの新色を作っていました。

ふつうのアパレルと違うのは、

量産可能なレシピを作る、という色出しの方法がメインになってくること。

色見本から選んで終わり、じゃないのがミソです。

まずは染料ごとの色と、媒染材の組み合わせによる最終的な色覚えているのが前提で、

こんなイメージのこんなニュアンスの色、に近づけていくという作業。

インナーなので、汗や分泌物などに対する堅牢度の耐性が必要なので、

使えない色材もある。

インナーに適した染料と媒染材で、

イメージした色に近づけていく。

植物染料の場合、液の温度でも色が変わってくるので、

組み合わせは無限大。

イメージ通りいくときもあるし、

イメージより超きれい!!というときもある。

でも今回は、

なんでこうなるの?!ということが多発して、

けっこうしんどかった・・・

けど、そういうしんどいことって新しい経験特有のもので、

大人になると、自分からそれに向かっていかないと、

なかなか得られないしんどさ・・・ではある。

だから「よし」とするか・・・か。

というクールな気持ちじゃないと、へこたれそうに、

少しなりました。

もちろん、そういうときでも、

最中の思いがけず美しさを感じた時にハッとする瞬間や、

こういうふうにしたらいいのか! という発見に、

植物染め独特の、生き物を相手にしている、

のんびりとした楽しさを感じる。

「作業」だけじゃないというか、

料理にも似たかんじ、なのかもしれない。

うまくいくときもあるし、

いかないときもある、というのも

飽き性の私には掘りがいがあって向いている。

難しいことに挑戦しているな〜と、

バリバリの肩に褒めてあげたい気持ちの秋です。

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島生活

島生活に切り替えるにあたって、

お試しで2週間弱の滞在をしてました。

今回感じたことを忘れないうちに記しておきます。

・普段は騒音の中にいる

・空気がおいしいと呼吸が深くなる

・夜はまっくらで、室内は暗めの間接照明だからか、22時には眠くなって、朝6時前に目が覚める

・朝日がきれいな感じになると、目が覚める

・起きてぼやぼやの頭で、お水とヨガマットを持ってビーチにいく毎日。
 ヨガマットで動きたいように動くだけでストイックにはやらない。
 吹く風や木漏れ日、波の音に集中するだけで超至福!
 1日で一番好きな時間。

・9時ぐらいまで好きにビーチで過ごしてから仕事をする。ありあまる自由な時間

・全体的におなかが空かない。毎食ごはんのことを考えるのが苦痛。

・家のことをやって汗だくになって働いた時の空腹感がきもちいい

・外に活字がゼロ。受動的な情報は一切ない。

・用事がない

・用事は荷物の発送と受け取りがメイン

・ビーチに折り畳みテーブルとチェアを出して、かわいいテーブルクロスをひいて、好きなお茶をポットに詰めて仕事をするのが幸せ。右脳を使う。

・視界を低くすると様々な生き物がいる

・そうじは掃除機より、床に視線がちゃんといく拭き掃除がきれいになる。しずかなのもいい。

・自由でもダラダラするのは好きじゃない。

・有意義に過ごすための工夫がいる。
ex)やりたいことリスト、時間割、料理を想定した買い物、短期的な目標の設定

・夕暮れがとてもきれい。この時間を最高に過ごすための時間割を作るといい。

・ホットドリンクのレシピを増やしたい。

・料理が面倒

・露天風呂は秋が最高。少しでも寒いと地獄。

・買いだめしすぎはしんどい。

・パートナーの悪いところに目がいきやすい。離れる時間が必要

・音楽がなくても虫の声で満足

・ものが多いと動きにくい。たくさんのものは本当にいらない。買い物したい場合は同じ数を処分する。

・美しい布の威力は莫大

・いつもより猫がかわいい。興味が150%アップしている

・みたい映画をストックしておく。

・キャンドルの明かりでゆったりと過ごす夜に必要なものを用意しておく。(生ハム、マッサージオイル、おいしいチーズ、ノートなど)

・絵を描く習慣ができやすい。毎日ちょっとづつでも続けたい。これが何かに繋がる気がする。

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大地の恵み

このところワインにハマっていて、

前から好きだったけど、

もっと味や産地や生産年に興味を持つようになりました。

それで、わかったことがひとつ!

「ワインとは、降った雨をブドウが吸い上げて、
人間が個性を持たせたもの」

ぶどうを媒介とした雨を飲んでるのではないかということ。

降った雨が、そこの土地に濾過されて、
それをぶどうが吸い上げて、
気候や育て方によって味わいが変わる。
(品種はおいといて)

おいしいワインを飲むと、
それが感覚的にわかってしまった。

もっといえば野菜や肉だってそうなのかもしれないけど、

ワインの方がより、そんな感じがする。

雨を原料として実をならせたぶどうに、

とんでもない量の

人がかける世話と愛情と苦労と時間があわさって、

「ワイン」。

ワインに対する興味は、

マニアックで、感覚も知識も必要なので高尚な感じさえもするけど、

おいしいものを求める気持ちからこんなに発達したと思うと

人間って多趣味!欲望はんぱない!って尊敬のような気持ちさえします。

想像ですが、そこにはピュアな気持ちから発生した文化な感じがするので。

そういうところって人間のすばらしいところのひとつだよなあ〜と。

でも、人間が作れるものなんて本当は一つもなくて、

雨や土、ぶどうの木がないと何一つ生まれない。

だから、「大地の恵み」ってよくいうんだ〜と

実感を伴って理解しました。

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